【写真:Getty Images】
久保建英の圧巻のドリブル突破
スペイン・ラ・リーガ第3節、レアル・オビエド対レアル・ソシエダの試合が現地時間30日に行われ、ソシエダが0-1で敗れた。ソシエダに所属するサッカー日本代表MF久保建英は、この試合に先発出場して65分までプレーしている。
開幕戦のバレンシアとの試合は1-1、第2節のエスパニョール戦は2-2の引き分けに終わったソシエダ。ここまで白星がない苦しい状況が続いている中で迎えたのは、今季昇格組のオビエドとの一戦だ。ソシエダを率いるセルヒオ・フランシスコ監督は、FWミケル・オヤルサバル、FWオーリ・オスカールソン、久保らをスタメンに起用した。
試合開始からボールを保持するソシエダに対して、しっかり引いてブロックを形成するオビエドがカウンターを狙うという展開が続く。チャンスを作るもなかなかゴールを奪えないソシエダは、35分に久保が圧巻のプレーを見せた。
ソシエダ最終ラインから右サイドへ展開するも、これはオビエドの守備に阻まれてしまう。すると、こぼれ球に久保が素早く反応。ボールを回収すると、ピッチ中央付近からドリブルを開始した。寄せてきたMFレアンデル・デンドンケルを華麗にかわすと、ペナルティエリア手前まで得意のドリブルで運び、素早く右足を振り抜いた。惜しくも枠を外れてしまったが、1人で打開できる個の力を示したシーンだ。
その後もオビエドを押し込んだソシエダだがゴールを奪うことができずにいると、前半終了間際にカウンターからまさかの失点を喫してしまう。後半も1点が遠く、0-1で昇格組に敗北してしまった。