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「批判する人々を黙らせた」開幕から3戦4Gと絶好調のフェイエノールトFW上田綺世、現地は「殻を破り才能を発揮」と絶賛

text by 編集部 photo by Getty Images
フェイエノールトに所属するサッカー日本代表FW上田綺世

【写真:Getty Images】

上田綺世を絶賛

 オランダ・エールディヴィジ第4節、スパルタ・ロッテルダム対フェイエノールトの試合が現地時間8月31日に行われ、フェイエノールトが4-0で勝利した。この試合で2ゴールを決める活躍を見せたフェイエノールトに所属するサッカー日本代表FW上田綺世を、オランダメディア『de Volkskrant』が絶賛している。

 開幕から2試合連続でゴールを決めており、好調を維持している上田。ロッテルダムとの一戦でもスタメンで起用された。

 フェイエノールトが1点リードして迎えた48分、上田が鮮やかなターンからゴールを決めることに成功する。相手DFを背負いながら繊細なタッチで前を向き、滑り込みながらシュートを放ち、ネットを揺らした。さらに、65分には、こぼれ球を押し込んで追加点を記録している。

 同メディアは、「上田はロッテルダム戦で2ゴールを決めて批判する人々を黙らせた」と前置きした上で、開幕から絶好調の上田を次のように評価した。

「昨季、上田は何度も批判されており、一部からはチームにふさわしくないとも言われていた。しかし、新しいシーズンを迎えて、日本人ストライカーは殻を破り、新たな才能を発揮しつつあるようだ。すでに3試合で4ゴールを決めており、今まさに誰もが認める正ストライカーの座に上り詰めようとしている」

 また、「彼はゴールを決めることに集中している。最初のゴールは柔道の技を彷彿とさせた。相手を背にしてボールを受け、倒れ込みながらゴールを決めている。2点目は、こぼれ球を巧みに押し込んだ。まさに、彼は達人だ」と、上田が見せたこの試合のゴールまでの動きを絶賛している。

 そして、「(今夏の移籍市場で)ストライカーがもう一人増える可能性はある。ただ、それは試合間隔が短いからだ」と、仮に新たなストライカーを獲得したとしても、それはあくまでも過密日程を考慮したものであり、現状は上田がスタメンとして起用される可能性が高いと強調した。

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