サッカー日本代表の久保建英が所属するレアル・ソシエダ(スペイン)は、決して潤沢とは言えない財政状況において、限られた資金を最大限に活用しながら、選手育成と戦術的な工夫で安定した成績を維持してきた。今回は、そんなソシエダの最新推定年俸ランキングを紹介する。[1/5ページ]
※最新推定年俸は『Capology』を参照。金額が並んだ場合の順位はサイトに準拠。データは9月1日時点
5位:久保建英(日本代表)
【写真:Getty Images】
生年月日:2001年6月4日
推定年俸:250万ユーロ(約4.2億円)
24/25リーグ戦成績:36試合5得点0アシスト
推定年俸ランキングで5位に入ったのは、今やレアル・ソシエダの攻撃の中心として君臨する日本代表MF久保建英だ。推定年俸は250万ユーロ(約4.2億円)でチームトップ5に食い込んだ。
右サイドを主戦場に、縦への推進力と鋭いカットインを武器に攻撃のアクセントを加え、得点とアシストの両面で存在感を発揮する久保は、今やチームに欠かせない存在となっている。
また、ラ・リーガ通算200試合出場が目前となっており、24歳という年齢を考えれば、そのキャリアの積み重ねは驚異的である。
昨季はソシエダに長年蔓延る「9番問題」に足を引っ張られ、アシスト数はまさかのゼロに終わった。今夏日本で行われたプレシーズン中には、補強を巡ってクラブに意見するなど、フラストレーションを抱えている様子も伺える。
それでも今季の開幕節・バレンシア戦では、ボックス外から豪快な左足シュートを突き刺し、自身3度目となる開幕ゴールを記録。クラブとの契約は2029年まで残っているが、スペインでの活躍を重ねれば移籍市場での評価はさらに高まるだろう。
ソシエダでは5番目に高い年俸を受け取る久保だが、その貢献度を考えれば、さらなる年俸アップを期待しても不思議ではない。
歳を重ねるごとに成熟度を増す久保のキャリアは、今後も大きな注目を集めていくはずだ。