三笘薫の引き留めは最も重要だった?
ブライトンは今夏の移籍市場で、ベルギー1部のクラブ・ブルッヘからベルギー代表DFマキシム・デ・カイペルを獲得するなど補強を行なった。ただ、一番の重要な出来事は、日本代表MF三笘薫を引き留めることに成功したことかもしれない。英メディア『BBC』が3日に報じている。
三笘は昨季、日本人史上初となるプレミアリーグ二桁ゴールを達成。その活躍を受け、今夏にはリバプール、アーセナル、トッテナム、バイエルン・ミュンヘン、アトレティコ・マドリードなどが興味を示した。しかし、同選手は残留を決意。今季は公式戦3試合に出場し、現地時間8月31日に行われた第3節のマンチェスター・シティ戦では、ブラヤン・グルダの決勝点をアシストするなどチームの勝利に貢献している。
同メディアは、今夏のブライトンを補強診断し、10段階中「8.0」の高評価をつけた。寸評では「最大の成果は、やはりチームを支える主力選手たちを引き留められたことだと思う」と伝え、新たな選手の獲得よりも、主力の残留が大きかったとの見解を示している。三笘については「彼の将来に関しては不安の声があった。2024/25シーズンが最後になるのではないかと懸念されたのだ。彼にはUEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)に出たいという夢があり、クラブも理解している。それでも彼はプロフェッショナルな姿勢を貫き、プレミアリーグの舞台へ導いてくれたクラブに忠誠を示した」と報じている。
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