サッカー日本代表は現地時間6日、アメリカ・オークランドでメキシコ代表との国際親善試合に臨む。今夏ドイツのフライブルクへ移籍した鈴木唯人は、激戦区の2列目のポジション争いに挑む。強豪国相手に大胆に仕掛け、代表定着へ向け存在感を示すことができるか。(取材・文:元川悦子)
W杯本大会に向けて重要な試金石となる2連戦

【写真:加藤健一】
FIFAワールドカップ(W杯)26・北中米大会の重要な試金石となる6日(現地時間)のメキシコ代表戦が迫ってきた。1日から現地で調整を積み重ねてきた日本代表は目下、27人全員がプレーできる状態だ。
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移動を伴う中2日で9日(現地時間)のアメリカ合衆国代表戦を控えているため、今回のスタメン選びは大きな注目点。森保一監督は全く同じ日程だった2023年9月のドイツ代表・トルコ代表との2連戦では、まずベストメンバーを起用。2戦目は総入れ替えに近い変更に踏み切り、2連勝を飾っている。
「今回、Jリーグと欧州を見た中で、コンディションのいい選手を起用していきたい」と指揮官は前日会見でも話していたが、おそらく2年前を踏襲するはずだ。
メキシコ代表戦の攻撃陣は上田綺世を1トップに置き、背後のシャドウに南野拓実、鎌田大地、久保建英のうちの2人を配置。左右のウイングバックに三笘薫と堂安律という陣容でスタートするだろう。
一方、急成長中のアタッカー・鈴木唯人はジョーカー、もしくはアメリカ合衆国代表戦での先発が有力。今のところは序列が低いものの、今季から欧州5大リーグに初参戦し、開幕からスタメン出場している彼に対し、森保監督も一目置いているに違いない。
どこかのタイミングで主力と組ませて、チームに新たな変化をもたらしたいと考えているはずだ。
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