パルマに所属する23歳の日本代表GK鈴木彩艶は、将来的にミランの行末を担う正守護神になるかもしれない。ミランに在籍する30歳のフランス代表GKマイク・メニャンが来夏に退団した場合、ミランが鈴木の獲得に乗り出す可能性が浮上している。イタリアメディア『トゥットスポルト』の情報を元に『センプレミラン』が9日に報じた。
鈴木彩艶、来夏にミランへ?
ミランの下部組織で育ち、10代の頃から活躍していたイタリア代表GKジャンルイジ・ドンナルンマは、契約延長が実現しなかったことで退団し、2021年7月にフリーでパリ・サンジェルマン(PSG)に加わった。それ以降、ミランの正守護神を務めているのがメニャンだ。ただ、メニャンの契約は2026年6月までとなっており、このまま交渉に進展がなければ、ドンナルンマと同様に契約満了に伴ってミランを去ることになる。
同メディアによると「契約更新の兆しは見えず、現在の状況はいつものパターンを辿っている」という。
最終的に破談となれば、ミランはメニャンに代わる選手を探す必要がある。20歳のイタリア人GKロレンツォ・トリアーニが正守護神を務めるとの予想もあるが、同メディアは「鈴木の名前もリストから消えていない。現在パルマで評価を高めており、もしメニャン退団が現実味を帯びれば、激しい争奪戦を避けるためにミランが早めに動く可能性もある」と伝えている。
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