サッカー日本代表MF久保建英が所属するレアル・ソシエダは現地時間13日、ラ・リーガ第4節でレアル・マドリードと対戦し、1-2で敗れた。この試合で、久保は66分から途中出場。24歳のアタッカーは、限られた時間の中でチャンスを作り出したが、現地メディアの評価は分かれる結果となった。
久保建英の評価は二分?
開幕3試合未勝利(2分1敗)のソシエダが、本拠地「レアレ・アレーナ」に、マドリーを迎えた一戦。この日の久保は、日本代表の活動中に痛めた足首の状態や長距離移動の影響を考慮してか、今季初のベンチスタートとなった。
試合はホームチームが、パスミスからキリアン・エムバペに先制点を奪われ、1点を追う展開に。32分には、ディーン・ハイセンが一発退場したことで、数的優位な状況となったソシエダだったが、44分にアルダ・ギュレルに追加点を浴び、2点ビハインドで前半を折り返す。56分には、ミケル・オヤルサバルがPKを沈め、1点を返したものの、このまま1-2で敗戦。リーグ戦初勝利を挙げることはできなかった。
久保は1点を追う66分から出場。75分には、カルロス・ソレールとのパス交換から右サイドを突破するなど、見せ場を作ったが、ゴールに直結するプレーは披露できなかった。
スペインメディア『ElDesmarque』は、日本人アタッカーに「6」をつけ、「途中出場からエネルギッシュに入り、右サイドで機動力とスピードを見せた。攻撃を活性化したが、枠内にシュートを放つことができなかった」とまずまずの評価。一方で、『MUNDO DEPORTIVO』は、「多くのボールを受けたが、その大半は不利な状況で、うまく前へ運ぶことができなかった。良いクロスも入れられず、味方に優位性を与えるパスも出せなかった」と綴っている。
