UEFA.COMの公式Xは現地時間15日、「2010年の今日」と綴り、現在はバンクーバー・ホワイトキャップスに所属する元ドイツ代表FWトーマス・ミュラーが、15年前に挙げたゴール動画を投稿。バイエルン・ミュンヘン在籍時に決めたその得点は、右足のアウトサイドで沈めた見事なゴールだった。
ミュラーの15年前のゴールに再脚光
2010年の現地時間9月15日に行われたUEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)・グループステージの第1節、バイエルンがホームにASローマを迎えた一戦。当時21歳のアタッカーは、79分に均衡を破るゴールを奪う。
左サイドからトニ・クロースが上げたクロスは、相手DFにクリアされたものの、こぼれ球を拾ったダニエル・ファン・ブイテンが、頭でボックス内右でフリーになっていたミュラーに繋ぐ。
これを背番号「25」が、右足のアウトサイドでボレーシュートを放つと、ボールはゴール左隅に吸い込まれた。技ありの鮮やかな得点で先制したバイエルンは、4分後にもミロスラフ・クローゼがゴールネットを揺らし、ローマを2-0で下した。
10歳からバイエルンの下部組織に所属し、2008年にトップチームデビューを果たしたミュラー。“ワンクラブマン”としてプレーしてきた36歳は、今夏に新天地としてバンクーバー・ホワイトキャップスを選択。直近の試合では、ハットトリックを達成しており、メジャーリーグ・サッカー(MLS)で早くも輝きを放っている。
