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J1 3か月前

夏の移籍で大暴落!? Jリーグ、市場価値の下落率ランキング6~10位。最も変化があったのは?

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

 J1各クラブは、夏の移籍期間(ウインドー)を経て、チームの顔ぶれに変化があった。新戦力の加入で力強くなったチームもあれば、主力の放出で戦力ダウンとなったクラブもある。今回は、データサイト『transfermarkt』が算出する各クラブの現在の総市場価値を7月1日時点ものと比較し、下落幅が大きいクラブをランキング形式で紹介する。[1/5ページ]

10位:FC東京

FC東京
【写真:Getty Images】

市場価値の下落額:2.5万ユーロ(約425万円/0.2%ダウン)
市場価値の変動:1655万ユーロ(約28億1350万円)→1653万ユーロ(約28億1010万円)

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 FC東京の総市場価値は、7月1日との比較で2.5万ユーロ(約425万円)減少した。変動率はわずか0.2%と、今夏の動きは最小限にとどまった。

 夏の移籍期間で加入したのは、V・ファーレン長崎から期限付き移籍で加入したマルコス・ギリェルメ(市場価値90万ユーロ=約1万5300万円)のみだった。

 しかし、FC東京は6月の特別期間に積極的な補強を行っている。

 アレクサンダー・ショルツ(市場価値120万ユーロ=約2億400万円)、室屋成(市場価値70万ユーロ=約1億1900万円)、キム・スンギュ(市場価値65万ユーロ=約1億1050万円)と、有力選手を立て続けに獲得した。

 一方で、主な放出は野澤大志ブランドン(市場価値80万ユーロ=約1億3600万円)、木村誠二(市場価値55万ユーロ=約9350万円)にとどまっている。

 7月時点ではわずかな減少となったが、6月1日と比較すれば203万ユーロ(約3億4510万円)の増加で、14.0%の市場価値上昇だ。

 FC東京は、第10節までわずか2勝と苦しいシーズン序盤となり、一時は降格圏に低迷した。その窮地から抜け出すため、早めに動いた。

 現在はJ1で14位。まだ油断はできないが、残留という最低限の目標達成に向かっている。

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