フットボールチャンネル

「中国は2流、4流という指摘」最新FIFAランキングに中国メディアが反応。サッカー日本代表と比較し嘆き「アジアでどの程度」

text by 編集部 photo by Getty Images

 国際サッカー連盟(FIFA)は18日、最新のFIFAランキングを発表した。中国メディア『捜狐』は同日に、最新のFIFAランキングでサッカー中国代表が94位だったことを、他のアジアの国の順位と比較しつつ伝えている。

中国の現在地

サッカー中国代表

【写真:Getty Images】

 9月のアメリカ遠征は1分1敗という結果だった日本代表。未勝利に終わったことが影響して、前回発表時の17位から2ランクダウンした19位となった。また、アジア2位のイラン代表は1ランクダウンで21位。アジア3位の韓国は、23位をキープしている。一方で、新監督が決まっていない影響で9月に親善試合を行わなかった中国代表は、前回の94位から変動がなかった。

 同メディアは、「日本はアジアランキング1位、韓国は3位だ。中国代表は変動がなく、アジア14位のままである」と前置きし、次のように述べている。

「中国がアジアでどの程度の実力を有しているのかという問題については、ファンの間でも議論されている。アジアで最底辺という意見もあれば、2流だと言う人もいる。中国サッカー協会の会長は“4流”だと指摘した。最新のFIFAランキングとアジア最終予選での結果を考慮すると、客観的かつ公平な評価は“中国代表チームはアジアで3流”だということだ」

 また、「中国はアジアランキング12位のバーレーン代表に勝利した。同8位のサウジアラビア代表には1-2、0-1で惜敗している。同4位のオーストラリア代表には1-3、0-2で敗北した。そして、アジアトップの日本には0-7、1-3で敗れている」と、アジア最終予選の結果を振り返った。

 そして、「これらの結果は、中国代表がアジアでも3流レベルであることを示している。アジア最強の日本とトップクラスのオーストラリアには無力だった。しかし、サウジアラビアには惜敗しただけだ」と、最新のFIFAランキングで中国よりも上位だったチームとの試合を振り返り、自国の立ち位置を分析している。

【関連記事】
【一覧表】サッカー最新FIFAランキング1~100位
一体どうして…。サッカー日本代表に呼ばれなくなった選手5人
「日韓戦の敗北が致命的だった」韓国メディアが最新のFIFAランキングの順位予想にショックを隠せず「W杯ポット2が重要課題」


【了】

KANZENからのお知らせ

scroll top
error: Content is protected !!