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観客と口論し退場処分となったアトレティコのシメオネ監督。“過去にスタジアム出禁”となった迷惑サポが挑発したと現地紙が明かす

text by 編集部 photo by Getty Images

 UEFAチャンピオンズリーグ(CL)・リーグフェーズ第1節、リヴァプール(イングランド・プレミアリーグ)対アトレティコ・マドリード(スペイン・ラ・リーガ)の試合が現地時間17日に行われ、アトレティコが2-3で敗れた。スペインメディア『マルカ』は18日に、この試合で退場処分となったディエゴ・シメオネ監督について報じている。

問題のあるサポーターが原因だった?

アトレティコ・マドリードのディエゴ・シメオネ監督

【写真:Getty Images】

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 リヴァプールに逆転を許した直後、シメオネ監督はリヴァプールのサポーターと口論となり退場処分を下された。試合後に指揮官は、「試合の間、ずっと罵声を浴びせられていた。自分の行為を正当化するつもりはない。しかし、90分間、絶え間なく罵声を浴びせられることがどういうことか、あなたたちは分からないだろう」と、試合を通して挑発されていたと語っている。

 同メディアは、「シメオネ監督は、スタンドの最前列にいた人物が中指を立てた侮辱的なジェスチャーを行ったとして不満を漏らした。実際に、2-2の引き分けとなった後も、同じ人物が中指を立てて侮辱的な言葉を叫んでいた」と、リヴァプールサポーターの問題行動を伝えた。

 また、シメオネ監督を挑発していた人物は、過去にスタジアム出禁処分を下されたこともある“迷惑サポーター”だったことも報じている。同メディアによると、過去にサポーター同士で口論となり、相手に対して「暴言や脅迫行為、侮辱的な言葉」を吐いたことで、3年間のスタジアム出禁処分と罰金処分を下された人物だという。

 記事では、「指揮官とコーチを動揺させようと、様々なものやボトルが投げつけられていた。その様子は記録されており、リヴァプールサポーターの行為は限度を超えていた」と、シメオネ監督が退場処分に至るまでの経緯を伝えており、クラブもそれを確認していることから重い処分を下すことはないだろうと指摘した。

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