セリエBのサンプドリアは19日、25/26シーズンのサード・ユニフォームをクラブ公式Xなどで発表した。マクロン社が手がけたこの新ユニフォームは、サンプドリアの本拠地ジェノヴァと関係のある“ブルージーンズ”を基調としたスタイリッシュなデザインに仕上がっている。
サンプドリアが新サード・ユニフォームを発表!
新しいサードユニフォームは、ジェノヴァ旧港の古い歴史と、船の帆を収納する袋に用いられ、その後ジェノヴァの船乗りたちの作業用ズボンとして使われるようになった青い布地に敬意を表している。この「ジェノヴァ・ブルー」は、やがてフランス語の「ブルー・ド・ジェーヌ」 を経て、英語の「ブルー・ジーンズ」という言葉と、デニムの代表的な色合いの起源となった。
この歴史に着想を得た今回のユニフォームは、「ブルー・ジーンズ」一色で、3つのボタンが付いたポロカラーと金色のステッチが特徴。欠かせないブルチェルキアート(サンプドリア伝統の帯模様)は袖口や裾、ショーツやソックスの差し色として配されている。胸の右には白のシリコンプリントでマクロン社のロゴ「Macron Hero」、左胸にはサンプドリアの歴史的エンブレム、そしてその下中央には聖ジョルジョの盾があしらわれている。背面の襟元には「BLU DI GENOVA」の文字が白で刻まれ、再びデニムへのリファレンスを強調している。
20日にはセリエB第4節でモンツァと対戦し、サードユニフォームを初めて着用して臨んだが、0-1で敗れた。これで開幕から4連敗となり、最下位に沈んでいる。昨季はプレーアウトの末に残留を果たしたが、今季もセリエA復帰への道は険しく、厳しい戦いが続いている。
