日本人3選手が所属するNECナイメヘンは現地時間21日、エールディヴィジ(オランダ1部)第6節で、SCヘーレンフェーンとのアウェイゲームに臨み、2-3で敗れた。この試合では、小川航基が途中出場から1ゴールをマーク。その得点は、打点の高いヘディングで奪った、見事なゴールだった。
小川航基がリーグ戦3ゴール目
圧倒的な攻撃力を武器に開幕3連勝を飾ったものの、直近2試合は連敗中のNEC。今節のヘーレンフェーンとの一戦では、塩貝健人と佐野航大が先発入りし、小川はベンチスタートとなった。
3連敗は絶対に避けたいNECだったが、62分までに3点を許す厳しい展開に。それでも58分からピッチに立っていた小川が、一矢報いる。
65分、左からのCKを獲得したNEC。トーマス・ウーワイアンがゴール前に供給した鋭いボールをゴール前で待ち構えていた28歳が、頭で合わせて、ネットを揺らした。打点の高いヘディングで決めた、圧巻のゴールだった。小川にとっては、開幕戦以来となるリーグ戦3点目となった。
このゴールで息を吹き返したアウェイチームは、83分に小川のポストプレーからサミ・ウィッサのゴールで1点差に迫ったものの、反撃はここまで。2-3で敗れたNECは、3連敗を喫した。なお、佐野はフル出場、塩貝は77分までプレーしている。
