パルマ・カルチョ1913は現地時間24日、コッパ・イタリア2回戦でスペツィア・カルチョと対戦し、PK戦の末に勝利を収めた。パルマは退場者を出し、数的不利となるも、スタメン出場を果たしたサッカー日本代表GK鈴木彩艶が、PK戦で相手のシュートを止め、チームの勝利に大きく貢献している。
鈴木彩艶が勝利に貢献!
26分、コーナーキックのこぼれ球からサシャ・ブリチュギがグラウンダーのシュートで決め、パルマが先制に成功する。44分に失点するも、前半アディショナルタイム(AT)にマテオ・ペレグリーノが勝ち越し弾を奪った。しかし、76分にエリア・プリッコが一発レッドで退場処分を受け、パルマは1人少ない状況となってしまう。
82分に同点に追いつかれ、試合は規定によりPK戦へ突入。鈴木はスペツィアの1人目のキッカーであるエドアルド・ソレーリのシュートを右へ飛んでセーブ。完全に読み切って、防いで見せた。スペツィアは4人目も外し、パルマは4人が成功させ、PK戦を制して次のラウンドに駒を進めている。
パルマは29日に行われるイタリア・セリエA第5節でトリノと対戦。今季まだリーグ戦での勝利がないが、果たして、白星を挙げることができるのだろうか。
