2025年9月22日、RB大宮アルディージャが『ヘッドオブスポーツ』に前ノリッジ・シティSD(スポーツ・ディレクター)のスチュワート・ウェバーを招聘したと発表した。欧州で実績のある人物がJリーグクラブのフロントに入閣するのは極めて稀だ。彼のこれまでの経歴や前所属での実績を振り返り、大宮で期待されることを考察する。(文:安洋一郎)
スチュワート・ウェバーがRB大宮アルディージャに参画
RB大宮アルディージャの“改革”が着々と進んでいる。
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2024年10月に飲料メーカー『レッドブル・ゲーエムベーハー/Red Bull GmbH』が全株式を取得したことで、RB大宮アルディージャはJリーグで初となる外資系企業が単独オーナーを務めるクラブとなった。
レッドブルグループならではの人事も行われており、新体制発足から約1年が経過した今年9月22日には、ノリッジ・シティ時代にスポーツ・ディレクター(SD)として辣腕を振るったスチュアート・ウェバーが『ヘッドオブスポーツ』に就任することが発表された。
ウェバーは2023年6月にノリッジを退団して以降は特定のクラブで役職に就いていなかったが、その手腕は英国内を中心に高く評価されている人物だ。過去にはマンチェスター・ユナイテッドやチェルシーのSD候補にも名を連ねたこともある。
彼が大きく評価を高める要因となったノリッジ時代の取り組んだ「改革」を中心に、これまでのキャリアを振り返り、大宮で期待されることを考察していこう。
