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プレー資格なし!? 一線を超えた問題児5人。やらかしてしまった実力者たち

シリーズ:問題児5人 text by 編集部 photo by Getty Images

 サッカー界にトラブルは絶えず、素行の悪さが目立つ選手がいる。その中でも、逮捕などの一線を越えるような問題を起こしたのは誰なのか。今回は、素行不良が原因で悪名高い問題児5人を紹介する。[1/5ページ]

FW:メイソン・グリーンウッド(元イングランド代表)

マルセイユFWメイソン・グリーンウッド

【写真:Getty Images】

生年月日:2001年10月1日
現所属:マルセイユ(フランス)
主な在籍クラブ:マンチェスター・ユナイテッド、ヘタフェ

 メイソン・グリーンウッドは特別な才能を持った選手だ。

 マンチェスター・ユナイテッドのアカデミー時代は、角度によってFKを蹴る足を変えるなど、正真正銘の「両利き」であり、左右両足から放たれる精度の高いシュートが最大の武器だ。

 2019/20シーズンには、当時18歳ながらプレミアリーグで2桁ゴールを記録。

 多くの優秀な選手を輩出したマンチェスター・ユナイテッドで、史上最高の選手になることができるポテンシャルがあると考えられていた。

 しかし、2022年1月に恋人への暴行疑惑と殺害脅迫の容疑で逮捕されると、表舞台から完全に姿を消した。

 約1年後に刑事訴訟手続きが打ち切られ、有罪判決とならない可能性が高くなったが、マンチェスター・ユナイテッドでのキャリア続行は現実的ではなくなってしまった。

 およそ1年半に渡って試合から遠ざかっていたグリーンウッドは2023/24シーズンにヘタフェにローン移籍してキャリアを再開している。

 2024年夏に完全移籍で加入したマルセイユでは、1年目からリーグ・アン得点王に輝く才能の片鱗を見せつけ、今季はUEFAチャンピオンズリーグ(CL)でも印象的な活躍を披露した。

 一方のマンチェスター・ユナイテッドはルベン・アモリム体制で深刻な得点力不足に悩まされている。

 彼が大きな問題を起こさなければ、エースとして活躍していた世界線もあったかもしれない。

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