明治安田J2リーグの2025シーズンが終盤戦に突入している。今シーズンは2度の移籍期間もあり、シーズン中にどのチームも補強を行った。今回は、データサイト『transfermarkt』のJ2クラブの総市場価値をランキング形式で紹介する。※市場価値やスタッツなどのデータは9月28日時点。
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2位:V・ファーレン長崎

【写真:Getty Images】
クラブ市場価値:1113万ユーロ(約18億9210万円)
最も市場価値の高い選手:マテウス・ジェズス(120万ユーロ/約2億400万円)
V・ファーレン長崎のチーム総市場価値は1113万ユーロ(約18億9210万円)で、J2全体の2位を誇る。
2024シーズンのJ2を3位で終え、J1昇格プレーオフ準決勝で敗れた長崎は、今年1月にヴィッセル神戸から山口蛍(50万ユーロ=約8500万円)を獲得した。
2024シーズンの得点源だったマテウス・ジェズス(120万ユーロ=約2億400万円)、エジガル・ジュニオ(25万ユーロ=約4250万円)、マルコス・ギリェルメ(90万ユーロ=約1億5300万円)のブラジル人トリオも残留し、開幕時点の市場価値はリーグトップだった。
この中から、夏の移籍期間でマルコス・ギリェルメが期限付き移籍でFC東京に加入。増山朝陽(80万ユーロ=約1億3600万円)もFC町田ゼルビアに移籍した。
一方で、ディエゴ・ピトゥカ(100万ユーロ=約1億7000万円)、翁長聖(65万ユーロ=約1億1050万円)が加入し、戦力の維持に努めた。
シーズン開幕時の総市場価値1145万ユーロ(約19億4650万円)からは減少したものの、チームの総合力は高く、チームは現在J2で2位につけている。
現在の勢いを持続できれば、自動昇格圏維持は十分可能で、悲願のJ1復帰を現実的な目標としている。
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