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プレー資格なし!? 一線を超えた問題児(3)母国から出られず…。テクニシャンにまさかの逮捕状

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

 サッカー界にトラブルは絶えず、素行の悪さが目立つ選手がいる。その中でも、逮捕などの一線を越えるような問題を起こしたのは誰なのか。今回は、素行不良が原因で悪名高い問題児を紹介する。
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FW:ドウグラス・コスタ(元ブラジル代表)

シドニーFC FWドウグラス・コスタ
【写真:Getty Images】

生年月日:1990年9月14日
現所属:無所属
主な在籍クラブ:バイエルン・ミュンヘン、ユヴェントスなど

 ドウグラス・コスタの全盛期はアンストッパブルだった。

 ブラジル人らしいテクニックとスピードを駆使したドリブルと、パンチ力のあるシュートを武器に、幾度となくサイドからチャンスを作った。

 そのクオリティの高さはバイエルン・ミュンヘンやユヴェントスなどの強豪で背番号「11」を背負った実績でも証明されている。

 シャフタール・ドネツクに在籍していた2009/10シーズンから11年連続でリーグタイトルを獲得するなど、キャリアを通して多くのトロフィーを掲げた。

 一方で素行面が問題視されることも多かった。

 ユヴェントスに在籍していた2018/19シーズンのサッスオーロ戦では、相手FWに肘打ちと頭突きを見舞い、最後には顔に唾を吐いて退場になったことが話題を集めている。

 トラブルが多かったのはピッチ内だけではない。

 2023年に元妻に対する養育費の未払いで裁判所から逮捕状が出ると、今年9月にも再び逮捕状が出された。

 これによってドウグラス・コスタはブラジル国内からの出国をすることができず、所属していたシドニーFCを契約解除という形で退団。

 プライベートの問題がフットボールにも影響を与えてしまった。

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【了】

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