スタッド・ランスは現地時間4日、リーグ・ドゥ(フランス2部)第9節でグルノーブルと対戦し、2-4で敗れた。今季3敗目を喫したS・ランスだが、サッカー日本代表MF中村敬斗が、今季2点目を挙げた。その得点は、得意のドリブルで相手を翻弄してから沈めた、見事な得点だった。
中村敬斗が今季2点目
ホームのS・ランスは、28分までに2ゴールを許す苦しい展開に。それでも左ウイングで先発していた中村が、反撃の狼煙を上げるゴールを奪う。
35分、左サイドを抜け出した25歳のアタッカーは、ボックス内に侵入すると、2度の切り返しで相手DFを交わして、左足を振り抜く。強烈なシュートは、ゴール左隅に突き刺さった。巧みなステップワークでの切れ味鋭いドリブルが光った、圧巻のゴールだった。
中村の今季2ゴール目で一気に追いつきたいS・ランスだったが、72分と80分にも失点。87分にはアブドゥル・コネのゴールで2点差に詰め寄ったものの、反撃はここまで。ホームで2-4で敗れ、勝点を伸ばすことはできなかった。
なお、中村はフル出場。ベンチスタートとなった関根大輝は、最後まで出番は訪れなかった。
