オランダ・エールディヴィジ第8節、フェイエノールト対FCユトレヒトの試合が現地時間5日に行われ、3-2でフェイエノールトが勝利した。この試合では、フェイエノールトに所属するサッカー日本代表FW上田綺世が2ゴールを記録して、チームを勝利に導いている。
上田綺世が止まらない
【写真:Getty Images】
ミッドウィークに行われたUEFAヨーロッパリーグ(欧州EL)の試合では、アストン・ヴィラに0-2で敗れたフェイエノールト。チームを率いるロビン・ファン・ペルシ監督は、日本代表DF渡辺剛、MFセム・スタイン、FWレオ・ザウアーらを先発に起用した。
20分、上田がスコアを動かす。ピッチ中央付近でボールを持ったMFウサマ・タルガリンは、相手最終ラインの裏を狙って最前線で動き出していた上田へとスルーパスを送った。相手GKが飛び出したのを確認した上田は、冷静にドリブルでかわし、無人のゴールに流し込んでいる。
その後、47分に同点ゴールを決められてしまったフェイエノールトだが、直後の50分にセム・スタインの得点で2-1とする。しかし、83分、DFデリー・マーキンにミドルシュートを決められて、ユトレヒトに追いつかれてしまった。
そのまま試合終了かと思われた88分、味方の落としたボールを上田が倒れ込みながら押し込み、フェイエノールトが勝ち越しに成功している。開幕から8試合で8ゴールと好調を維持している上田が躍動し、フェイエノールトは3-2でユトレヒトに勝利した。
次節は代表ウィーク明けの18日に行われ、フェイエノールトはアウェイでヘラクレス・アルメロと対戦する予定だ。