オランダ・エールディヴィジ第8節、フェイエノールト対FCユトレヒトの試合が現地時間5日に行われ、3-2でフェイエノールトが勝利した。オランダメディア『voetbalzone』は同日に、この試合に先発出場して2ゴールを記録したフェイエノールトに所属するサッカー日本代表FW上田綺世が、ハムストリングを負傷した可能性があると伝えている。
サッカー日本代表の活動にも影響か
【写真:Getty Images】
20分に先制ゴールを決めた上田。47分、ユトレヒトに同点ゴールを許してしまったフェイエノールトだが、直後の50分にMFセム・スタインの得点で2-1と再びリードを奪った。83分にDFデリー・マーキンのミドルシュートで同点とされてしまったものの、試合終了間際に上田が勝ち越しゴールを記録して、3-2で勝利している。
同メディアは、「上田綺世が活躍し、ユトレヒトを3-2で撃破した」と前置きした上で、「しかし、チームを勝利に導いた上田は、ゴール直後にハムストリングを痛めており、その様子は観客席のサポーターから撮影されている」と、上田が得点した後に、太もも裏を気にする様子を見せていたと伝えている。
また、「ハムストリングを負傷したのか、それとも軽傷なのかはまだ不明だ。代表戦による中断のため、上田がフェイエノールトでの試合に復帰するまであと2週間はある」と、言葉を続けた。
オランダメディア『FCUPDATE』は5日に、「フェイエノールトのストライカーは、ロビン・ファン・ペルシ率いるチームにとって今や欠かせない存在となっている。だからこそ、試合後にSNSで拡散された写真は心配を抱かせる。試合終了間際に3-2の勝ち越しゴールを決めた上田がハムストリングを触っている写真だ」と、上田が負傷した可能性について指摘している。
サッカー日本代表は、10日にパラグアイ代表、14日にブラジル代表と対戦する予定だ。上田も10月の2連戦のメンバーに選ばれている。