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「前半をゼロで終われるか」サッカー日本代表MF南野拓実が考えるブラジル戦の攻守のポイント「奪ってショートカウンターとか」

text by 編集部 photo by NN

 サッカー日本代表は14日、キリンチャレンジカップ2025でブラジル代表と対戦する。現在地を確認する重要な一戦を控えた中、MF南野拓実が取材に応じ、自身が考えるブラジル戦での攻守のポイントを語った。

南野拓実が考えるブラジル戦

南野拓実
【写真:NN】

 10日のパラグアイ代表戦(2-2)では、66分までプレーした南野は「前半は落ちすぎた。 もう一個前のポジションでプレーすれば良かったと思う」とポジショニングでの反省点を挙げ、「自分の特徴が出せるエリアでのプレー回数を増やさないといけない」と改善を誓う。

 そんな30歳のアタッカーは、ブラジルとの戦いについて「攻め残ってくるヴィニシウスだとか、今回は個が強い選手が多いので、守備の時間が結構長くなると思う。そこをどれだけ我慢強く、前半をゼロで終われるかというのは、一つ鍵かなと思います」と語った。

 続けて「ダイミングがあればプレスに行って、押し込みたい気持ちもあるので、そこをしっかりみんなで共有して、タイミングをいつも以上に合わせてやらないといけない」とも述べ、前から奪いに行く必要性にも言及した。

 一方で、攻撃の部分。強豪相手からの得点の奪い方について問われた南野は、「ガチャってなったところをすぐに奪い返して、チャンスにつなげるとか、そういった良いイメージが自分にはある」とコメントしたうえで、「格上に対してビルドアップできれいにゴールを奪うのは、なかなか無い。奪ってショートカウンターとかゴール前まで押し込んだところでの“ラッキー”とか、そういう形かなと思います」と付け加えた。

(取材:加藤健一、文・構成:編集部) 

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【了】

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