明治安田J1リーグは終盤戦に突入し、より盛り上がりが増していくだろう。そんな同リーグにおいて、いま最も市場価値の高い日本人選手は誰なのか。このタイミングで、『transfermarkt』が算出したJ1日本人選手の市場価値ランキングを紹介する。※スタッツは『Jリーグ公式サイト』を参照。市場価値が並んだ場合の順位はサイトに準拠。データは19日時点[1/5ページ]
5位:大迫敬介(おおさこ・けいすけ)

【写真:Getty Images】
生年月日:1999年7月28日
所属クラブ:サンフレッチェ広島
最新市場価値:170万ユーロ(約3億円)
2025リーグ戦成績:34試合23失点
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Jリーグ日本人選手の市場価値ランキングで5位になったのは、サンフレッチェ広島に所属する大迫敬介だ。
サッカー日本代表の常連メンバーでもある絶対的守護神には、170万ユーロ(約3億円)の市場価値が付けられている。
ユース時代から広島一筋の大迫は、2018シーズンのトップチーム昇格以降、着実にレベルアップを遂げてきた。
昇格当時のチームに林卓人という偉大なゴールキーパー(GK)がいたことも、大迫の進化速度を早めた一因かもしれない。
今では広島のゴールマウスを守る大役は大迫以外に務まらないのではないかと思えるほど、プレーぶりは安定感と自信に満ちている。
トップチーム昇格直前の2018年1月、大迫の市場価値はわずか5万ユーロ(約870万円)に過ぎなかった。
それが、広島でのレギュラー獲得やU-24日本代表の一員として参加した東京オリンピック(五輪)、森保ジャパンでの招集メンバー定着などを経て、今では34倍にあたる170万ユーロの値が付いている。
26歳の守護神は、今季も圧倒的なスタッツを残している。
明治安田J1リーグでは34試合に出場して23失点。セーブ率3位、ペナルティエリア内シュートセーブ率4位、クリーンシート総数4位と、GKの個人成績ランキングで軒並み上位に絡んでいる。
まだ優勝を狙える順位(5位)につける広島を最後方から支える男は、今後も進化を止めることはないだろう。