明治安田J1リーグは終盤戦に突入し、より盛り上がりが増していくだろう。そんな同リーグにおいて、いま最も市場価値の高い日本人選手は誰なのか。このタイミングで、『transfermarkt』が算出したJ1日本人選手の市場価値ランキングを紹介する。※スタッツは『Jリーグ公式サイト』を参照。市場価値が並んだ場合の順位はサイトに準拠。データは19日時点[1/5ページ]
10位:相馬勇紀(そうま・ゆうき)
生年月日:1997年2月25日
所属クラブ:FC町田ゼルビア
最新市場価値:150万ユーロ(約2.6億円)
2025リーグ戦成績:30試合9得点9アシスト
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Jリーグ日本人選手の市場価値ランキングで10位になったのは、FC町田ゼルビアに所属する“サイドのスペシャリスト”相馬勇紀だ。
市場価値は150万ユーロ(約2.6億円)を記録している。
早稲田大学卒業後の2019シーズン、相馬は前年の2018年から特別指定選手として選手登録されていた名古屋グランパスに加入した。
開幕戦となったサガン鳥栖戦で途中出場すると、いきなりプロ初ゴールを奪取。2024年7月に退団するまで、名古屋では公式戦通算161試合で14得点17アシストをマークした。
相馬の市場価値は、キャリアを重ねるごとに着実な伸びを示してきた。
名古屋加入時、鹿島アントラーズへの期限付き移籍時、そしてカーザ・ピア(ポルトガル)での欧州挑戦時と、価格は急激な高騰こそ起こらないものの緩やかに上昇している。
サッカー日本代表の一員としてEAFF E-1サッカー選手権や2022 FIFAワールドカップを経験したことも価格アップに寄与しているのは間違いない。
緩急を巧みに使い分けたドリブル、サイドから中央へのカットイン、正確なクロスといった数多くの武器を備える相馬は、2024シーズン途中に加入した町田でより一層輝きを放っている。
今季の明治安田J1リーグでは29試合で9得点9アシストを記録しており、攻撃の中核としてチームをけん引している。
まだ28歳の相馬には、自身の価値をさらに高めるための時間が残されている。
