左足首の状態が不安視されていたサッカー日本代表MF久保建英(レアル・ソシエダ)は、歴史的な勝利を収めたブラジル戦に先発出場し、勝利に貢献した。スペインメディア『Mundo Deportivo』は16日、「この起用法は、レアル・ソシエダの周囲でも不安を呼んでいる」と伝えている。
スペインメディアが久保建英のコンディションに見解
9月のメキシコ戦で痛めた左足首のケガが完治していないものの、開幕から苦しむクラブで、強行出場を続けていた久保。それでも南米勢2連戦を戦うメンバーに招集された24歳は、合流直後から別メニューでの調整を続け、10日のパラグアイ戦を欠場した。
その後、全体練習に加わった久保は、ブラジルとの一戦では、スタメン入りし、54分間プレー。“サッカー王国”相手の逆転勝利(3-2)に貢献した。
同メディアは、「久保の足首はレアル・ソシエダにとって懸念材料だ」と題した記事を掲載。その中で「この(ブラジル戦での)起用法は、レアル・ソシエダの周囲でも不安を呼んでいる。 久保がセルヒオ・フランシスコ監督の戦術において欠かせない存在であることは誰もが認めるところだが、現状ではベストコンディションからは遠い」と指摘した。
続けて「十分な休養を取れないまま代表戦でもプレーを続けていることが、過密スケジュールの中で新たなリスクとなっている。特に、チームが攻撃面で本来の力を取り戻すことを求められている現状において、その影響は小さくない」と19位に低迷しているクラブに与える影響に見解を示した。
ソシエダの次節は現地時間19日、敵地でセルタ・デ・ビーゴと対戦。久保がプレーするのか注目される。
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