オランダ・エールディヴィジ第9節、ヘラクレス・アルメロ対フェイエノールトの試合が現地時間19日に行われ、フェイエノールトが7-0で勝利した。この試合に先発出場したフェイエノールトに所属するサッカー日本代表FW上田綺世は、前半だけでハットトリックを達成した。韓国メディア『スポーツ朝鮮』が20日に、絶好調の上田に注目している。
上田綺世の活躍に嫉妬?
【写真:Getty Images】
ヘラクレス戦での上田は、7分に相手のミスを見逃さずボールを奪うと、絶妙なトラップからゴールを決めて先制点を記録した。
さらに、33分にも追加点を決めると、38分には味方のシュートのこぼれ球を押し込み、前半だけでハットトリックを達成している。
また、この試合での得点で、上田はクラブの「リーグ通算5000ゴール目」を記録しており、試合後にはチームを率いるロビン・ファン・ペルシ監督から、お祝いの特別ユニフォームを受け取っていた。
同メディアは、「エールディヴィジで日本人初となるハットトリック達成。韓国よりも先だ」と前置きし、次のように述べている。
「ホ・ジョンム、パク・チソン、イ・ヨンピョ、イ・チョンス、ソン・ジョングクなど、数多くの韓国人選手がオランダリーグの舞台で活躍したが、ハットトリックを達成したことはなかった」
また、「日本はイングランド・プレミアリーグでも韓国より先にハットトリックを記録した」と、言葉を続けた。
そして、「マンチェスター・ユナイテッドに所属していた香川真司が、アジア人として初めて偉業を達成している。その7年後、ソン・フンミンがアジアの選手として2番目にハットトリックを記録した」と、オランダだけではなくイングランドでも、日本の方が先に記録を作っていると強調した。