JFLのいわてグルージャ盛岡は4日、35歳のMF中村充孝が今季限りで現役を引退することを発表した。クラブ公式サイトで伝えられている。17年間のサッカー人生に幕を閉じる中村は、鹿島アントラーズ時代の2019年9月25日に行われた天皇杯JFA第99回全日本サッカー選手権大会ラウンド16でキャリア初のハットトリックを達成した。
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中村充孝が今季限りでの現役引退を発表
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市立船橋高校出身の中村は、2009年に京都サンガF.C.へ加入し、2009年4月25日のJ1リーグ第7節ジュビロ磐田戦でJリーグ初出場となった。
2013年には鹿島へ移籍し、2016年にJ1と天皇杯制覇を経験。
2018年のAFCチャンピオンズリーグ(ACL)優勝にも貢献している。
2020年から2021年まではモンテディオ山形でプレーし、2022シーズンに当時J2のいわてへ加入した。
今季はJFLでここまで5試合に出場しており、第5節以降のプレーはない。
いわての公式サイトを通じて、中村は「サッカー人生、本当に素晴らしい人達、環境に恵まれ、ここまで出来ました。本当にお世話になりました」とコメントしている。
そんな中村は、鹿島時代に天皇杯の横浜F・マリノス戦でハットトリックを記録している。
13分にペナルティエリア左へ抜け出し、技ありの股抜きシュートでゴールを奪うと、続く30分には右からの折り返しに合わせて2点目。
さらに前半アディショナルタイム(AT)には、GKとの1対1で冷静にゴール左へ流し込んで3点目をマークした。
17年間歩んできたサッカー人生を終える中村のセカンドキャリアは、どのようなものになるのだろうか。
