スペイン・ラ・リーガ第12節、エルチェ対レアル・ソシエダの試合が現地時間7日に行われ、1-1の引き分けに終わった。スペインメディア『MUNDODEPORTIVO』は同日に、この試合に先発出場したサッカー日本代表MF久保建英のパフォーマンスを高く評価している。
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久保建英が復帰戦で躍動!
【写真:Getty Images】
ソシエダがエルチェのホームに乗り込んだ一戦。
左足首の負傷で欠場が続いており、前節のアスレティック・ビルバオ戦では途中出場だった久保は約1か月半ぶりとなるスタメン出場を果たした。
25分、久保が復帰戦で圧巻のプレーを見せる。
ペナルティエリア手前で攻撃を組み立てていたアウェイチームは、DFセルヒオ・ゴメスが左サイドからクロスを蹴り込んだ。
このパスに対して、ファーサイドにいた久保が素早く反応する。
直前でバウンドしたボールをダイレクトでジャンピングボレーに持ち込み、ゴール右を狙った。
しかし、久保の強烈な一撃はGKマティアス・ディトゥーロのスーパーセーブに阻まれてしまう。そのまま前半は終了し、ソシエダは0-0で試合を折り返した。
その後、エルチェが57分に先制するも、89分にFWミケル・オヤルサバルがPKを決めて、1-1の引き分けに終わっている。
同メディアは、「1ヶ月半ぶりに先発復帰を果たした。なかなか試合に馴染めなかったものの、DFをかわしてボレーシュートを放つなど、チーム初のチャンスを掴んだ」と述べつつ、「ディトゥーロが素晴らしいセーブを見せている。64分間プレーし、後半開始早々には攻撃を牽引した」と、絶妙なジャンピングボレーでゴールに迫った場面など、復帰戦での久保の活躍を評価した。