ドイツ・ブンデスリーガ第10節、ウニオン・ベルリン対バイエルン・ミュンヘンの試合が現地時間8日に行われ、2-2の引き分けに終わった。この試合では、バイエルンに所属するFWルイス・ディアスが角度のない位置から、豪快な一撃を突き刺している。
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角度ほぼ“ゼロ”の位置から突き刺す
【写真:Getty Images】
ミッドウィークに行われたUEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)では、欧州王者のパリ・サンジェルマンに勝利したバイエルンが、ウニオン・ベルリンのホームに乗り込んだ一戦。
チームを率いるヴァンサン・コンパニ監督は、DFヨナタン・ター、MFヨシュア・キミッヒ、FWハリー・ケインらを先発に起用した。
開幕から公式戦16連勝と絶好調のバイエルンだったが、この試合では27分に先制されてしまう。
迎えた38分、ルイス・ディアスのスーパーゴールでバイエルンが追いつくことに成功した。
DFヨシプ・スタニシッチとのワンツーでペナルティエリア内に侵入を試みたルイス・ディアスだったが、スタニシッチのリターンが長くなってしまう。
リターンパスを蹴った直後にスタニシッチも思わず頭を抱えてしまっていたが、ルイス・ディアスは滑り込んでボールをキープすることに成功。ワンタッチで相手DFをかわすと、ゴールライン際から強烈なシュートを放ち、ネットを揺らした。
ライン際のほぼ角度のない位置から、GKも反応できないスピードの一撃で叩き込んだルイス・ディアスのスーパーゴールだ。
しかし、83分にバイエルンは勝ち越しゴールを決められてしまった。それでも、試合終了間際にケインが意地の同点弾を決めて、2-2の引き分けで試合を終えている。