サッカー日本代表は11日、高円宮記念JFA夢フィールド(千葉市)で国際親善試合2試合に向けたトレーニングを行った。年内最後の活動となる11月シリーズでは、14日にガーナ戦、18日にボリビア戦との戦いを控える。合宿2日目では、鹿島アントラーズのGK早川友基が、ビッグセーブを披露していた。
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早川友基のビッグセーブ
今回の代表活動では、GK鈴木彩艶(パルマ)が負傷で不参加となり、16日に天皇杯準決勝を控えているサンフレッチェ広島のGK大迫敬介も招集が見送られた。
そこで9月のアメリカ遠征から、鈴木と大迫と共に、連続で招集されている早川には、出場機会が与えられる可能性が高いとみられる。
そんな10月度のJ1の月間MVPとベストセーブ賞の2冠を獲得した26歳のGKは、トレーニング時から、ビッグセーブを披露。
サイドからのクロスを交えたシュート練習で、GKから見て左からのグラウンダーのクロスに、佐藤龍之介(ファジアーノ岡山)が合わせたシュートを早川が左足でストップ。
至近距離からの鋭いシュートを素早い反応で防いでみせた。
このセーブに代表メンバーからも「ナイスー」という声が飛び交い、菅原由勢(ブレーメン)は「ハヤのプレッシャーがいいね」と称えていた。
Jリーグでは、首位を走るクラブで圧倒的なパフォーマンスを披露している早川。常連の二人が不在の中、訪れたチャンスを活かすことができるのか、注目される。
(取材:加藤健一、文:編集部)
