レアル・ソシエダに所属する24歳の日本代表MF久保建英は、来年1月か来夏のタイミングで移籍すると見られている。その実現を誰よりも望んでいるのは、古巣のレアル・マドリードかもしれない。レアルに恩恵がある契約が結ばれていると、英メディア『チームトーク』が12日に報じている。
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久保建英、移籍金の半分がレアル・マドリードへ
久保は2019年6月にFC東京からの完全移籍でレアルに加入した。
しかし、トップチームで1試合も出場することなく、すぐにマジョルカへ期限付き移籍。
その後、ビジャレアル、ヘタフェを転々とした後、2022年7月にソシエダへ移っている。
ソシエダで頭角を表すと、現在まで主力として活躍している。
2029年6月まで契約を残しており、何もなければ、今後もソシエダの一員としてプレーを続ける予定だ。
しかし、最近では移籍の噂が再熱しており、特にトッテナムが本気で獲得を望んでいるとされる。
久保には6000万ユーロ(約102億円)の契約解除金が設定されており、トッテナムは満額に近いオファーを準備しているようだ。
同メディアによると「トッテナムは久保獲得に全力を尽くす決意を固めている模様で、これが事実であれば、レアルにとっては歓迎すべき朗報だ」という。
レアルが久保をソシエダに売却した際に保有権50%を残し、将来の移籍で発生する移籍金50%を受け取る契約を結んでいたようだ。
つまり、実際に6000万ユーロで移籍が成立すれば、レアルは何もしなくても3000万ユーロ(約51億円)が手に入ることになる。
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