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フォーカス 2週間前

最も重宝されたのは? サッカー日本代表、2025年出場時間ランキング6~10位。森保ジャパンで大活躍の男たち

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

 サッカー日本代表の2025年の日程が終了した。3月のバーレーン代表戦で2026 FIFAワールドカップ(W杯)出場権を獲得し、その後は本大会のメンバーに選ばれるためのサバイバルが始まっている。その中で、森保一監督に最も重宝されたのは誰なのか。今回は、2025年の国際Aマッチにおける出場時間をランキング形式で紹介する。(スタッツは『Sofascore』を参照)[1/5ページ]

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10位:中村敬斗(なかむら・けいと)

サッカー日本代表MF中村敬斗
【写真:Getty Images】

生年月日:2000年7月28日(25歳)
2025年出場時間:420分
2025年日本代表成績:8試合2ゴール1アシスト

 中村敬斗は、2025年にサッカー日本代表で8試合に出場し、計420分間プレーした。

 2023年の代表デビュー以来、森保一監督の下で抜群の決定力を発揮してきたが、2025年前半は思うような結果を残せなかった。

 2026 FIFAワールドカップ(W杯)本大会出場を決めたあと、3月のサウジアラビア代表戦では途中出場したものの、相手の守備に苦しみインパクトを欠いた。

 6月のインドネシア代表戦ではプレーの質こそ悪くなかったものの、決定機で枠を外し、好印象を残せなかった。

 夏には所属するスタッド・ランスのフランス2部降格に伴って移籍を目指し、クラブとの関係が不安定な時期を過ごす。9月シリーズの招集は見送られた。

 それでも夏の移籍市場が閉まると、気持ちを切り替え、スタッド・ランスでピッチに戻ることを選択。9月下旬からリーグ戦に復帰し、2部で圧倒的な力を見せつけた。

 すると10月には国際舞台にも復帰し、ブラジル代表戦では伊東純也とのホットラインでゴールを記録した。

 11月のボリビア代表戦では途中出場で1ゴール1アシストをマーク。決して良い流れではなかったゲームを変えた一人だった。

 夏の時点では結果的に残留となったが、依然として中村の去就は注目ポイントだ。クラブに退団を認められず、ステップアップが実現しないケースが散見される。

 それによりキャリアが停滞してしまう選手は多い。

 だが、リーグ戦9試合で5ゴール2アシストと結果を残し、代表でもクオリティを示す25歳のアタッカーは、それに当てはまらない可能性もある。自身のキャリアのためにも、2部での躍動を続けたい。

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