スペイン・ラ・リーガ第14節、レアル・ソシエダ対ビジャレアルの試合が現地時間11月30日に行われ、ソシエダが2-3で敗れた。スペインメディア『Noticias de Gipuzkoa』は同日に、この試合に先発出場したサッカー日本代表MF久保建英のパフォーマンスを評価している。
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MF久保建英の現地評価は?
【写真:Getty Images】
直近の公式戦5試合で4勝1分と好調のソシエダが、ビジャレアルをホームに迎えた一戦。
2試合ぶりの先発出場を果たした久保は、2点を追いかける60分に今季初のアシストを記録した。
前線から積極的な守備でビジャレアルのパスをカットしたソシエダは、ペナルティエリア手前でこぼれ球を回収した久保が、得意のドリブルで仕掛ける。
久保は、ボックス内に侵入すると、相手DF4人を引き付けつつMFカルロス・ソレールへパスを通した。
最後は、ソレールがゴールを決めて1-2としている。
その後、途中出場FWアンデル・バレネチェアの得点で追いつくことに成功するも、後半アディショナルタイムに失点してしまい、ソシエダは2-3で惜しくも敗れた。
同メディアは、「(久保を)批判する人がいるのも当然だが、彼はボールを要求して、常に積極的にプレーした。チームを牽引し、挑戦し続けた。ソシエダのサッカーにおいて、彼の存在感は大きい」と、この試合の久保のパフォーマンスを称賛した。
また、スペインメディア『Mundo Deportivo』は、「最も鋭いプレーを見せた選手であり、相手のファウルに苦しんだ。久保のランは相手チームの守備陣に動揺を与えており、ビジャレアルは蹴りで阻止しようとした」と述べつつ、チーム最高となる「9」の評価をつけている。
スペインメディア『ELDESMARQUE』も、チーム2位となる「7」とした上で、サイドからチャンスを作った久保を高く評価した。