レアル・ソシエダは現地時間16日、コパ・デル・レイ(スペイン国王杯)3回戦でCDエルデンセ(3部)と対戦し、2-1の勝利を収めた。この試合でスタメン出場したサッカー日本代表MF久保建英は、スペインメディア『Mundo Deportivo』から厳しい評価を受けている。
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久保建英は低調なパフォーマンス
セルヒオ・フランシスコ監督を解任したばかりのソシエダ。これまでBチームを率いていたジョン・アンソテギ暫定監督の下で、エルデンセとの敵地での一戦に臨んだ。
定位置の右サイドで先発した久保は、44分に深い位置から左足アウトサイドでパスを通し、決定機を作り出したものの、得点には至らない。
その後は、時折技術の高さをみせる背番号「14」だったが、相手がダブルチームを組んできたこともあり、効果的なプレーを披露することができず、85分に交代。
チームも3部の相手に対し、後半アディショナルタイム9分のゴールで辛くも勝利を収めるなど、全体として低調な出来に終わった。
同メディアは、違いを生み出せなかった久保に「消極的」と記し、厳しい見解を示した。
「抑え込まれ、ほとんど存在感を示せなかった。
前半に一度、サイドを突破してタイミングの良いマイナスのパスを送る好プレーはあったが、相手を崩してチャンスを生み出すのにかなり苦しんだ。
右足でのクロスには課題を抱えており、現在の持ち味の一つである『相手のサイドをえぐる形』もみせることができなかった。チームが勝利を狙った中での交代となった」
ソシエダの次節は20日、ラ・リーガ第17節でレバンテとのアウェイゲームに臨む。
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