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今季初得点は意外にも右足…ソシエダMFスチッチが先制ゴール! 出場機会減少のレフティーが勝利に貢献

text by 編集部 photo by Getty Images

レアル・ソシエダMFルカ・スチッチ
先制点を決めたレアル・ソシエダMFルカ・スチッチ【写真:Getty Images】



 レアル・ソシエダは現地時間16日、コパ・デル・レイ(スペイン国王杯)3回戦でCDエルデンセ(3部)と対戦し、2-1の勝利を収めた。この試合では、クロアチア代表MFルカ・スチッチが、今季初得点となる先制ゴールをマーク。意外にも右足で奪った得点だった。
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ルカ・スチッチ今季初ゴール


 
 2024年夏にレッドブル・ザルツブルクからソシエダに加入したスチッチ。

 昨季は公式戦40試合に出場し、クラブ年間MVPにも輝いたものの、今季のリーグ戦では5試合(130分間)のみのプレーに留まっていた。

 そんな23歳のレフティーは、74分からピッチに立つと、すぐにゴールネットを揺らす。

 79分、ボックス内右で相手のパスを奪ったスチッチは、左足での深い切り返しから、右足を振り抜く。

 相手DFの足を掠めたボールは、ゴール左隅に吸い込まれた。苦しい時間を過ごしてきたMFは、チームメートから手荒い祝福を受けた。



 スチッチの利き足とは異なる右足での得点で、均衡を破ったソシエダだったが、2分後に失点。

 それでも後半アディショナルタイム6分にパブロ・マリンが劇的なゴールを奪い、ソシエダは苦しみつつも勝利を収めた。
 
 セルヒオ・フランシスコ監督を解任したソシエダ。指揮官の交代は、スチッチにとっては追い風になるかもしれない。
 
 なお、この試合で先発したサッカー日本代表MF久保建英は、85分までプレーしている。

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