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「2014年以来最悪」最新FIFAランキングで“アジア14位”の中国代表。中国メディアは「日本や韓国と厳しい戦いに」と嘆く

text by 編集部 photo by Getty Images
サッカー中国代表サッカー中国代表【写真:Getty Images】



 国際サッカー連盟(FIFA)は22日、2025年最後のFIFAランキングを発表した。中国メディア『搜狐』は23日に、中国代表のランキングが「2014年以来最悪のランク」になったと伝えている。
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「日本や韓国と厳しい戦いに」

 最新のFIFAランキングでは、サッカー日本代表は11月の順位から変わらず18位だった。

 アジアのチームについては、日本の後にイラン代表が20位、韓国代表が22位で続いている。

 同メディアは、「中国代表は、過去5か月もの間、国際親善試合を行うことができていなかった」と前置きし、次のように述べた。

「他の代表チームの順位が変動したことで、中国代表のランキングは最終的に93位まで落ちた。アジアでは14位となっている。

 この結果は、今年の代表チームの全体的な傾向とほぼ一致しているものの、2024年末のランキングと比較すると3ランクダウンした。2014年以来最悪のランクであり、今後が懸念されている」



 W杯のアジア最終予選で5位に終わったことで本大会出場権を逃した中国は、ブランコ・イバンコビッチ監督を6月に解任した。その後、代表監督はなかなか決まらず、11月にシャオ・ジアイー新監督の就任を発表している。

 そのため、監督が決まっていない期間は、国際親善試合を行っていなかった。

 記事では、「多くの国が、勝ち点を積み重ねて、徐々に中国を追い抜いて行った」と述べつつ、「一方で、中国の順位は下落している。アジアでは14位となり、近々行われるアジアカップの組み合わせ抽選やワールドカップ予選のポット決定に深刻な影響を与えるだろう。

 中国は、日本、韓国、イラン、サウジアラビアといったアジアの強豪国との厳しい戦いを早期に迎えることから、予選はさらに厳しいものとなる」と、FIFAランキングが下がった影響の大きさを強調した。

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【了】

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