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横浜F・マリノスが宮崎キャンプで横浜FCとの練習試合に勝利も「全体的にテンポを上げたサッカーをしないといけない」。「目指すべきは…」

text by 竹中愛美 photo by Editor
横浜F・マリノス 試合前円陣

試合前に円陣を組む横浜F・マリノス【写真:編集部】



 横浜F・マリノスは1月25日、宮崎市内で横浜FCと45分3本の練習試合を行い、3-1で勝利した。来月開幕するハーフシーズンの百年構想リーグまで2週間を切る中、チームは調整を進めている。
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横浜F・マリノス宮崎キャンプ7日目レポート

 1本目は新加入の坪井湧也やテヴィス、樋口有斗、村上慶、ユース所属の藤井翔大らフレッシュなメンバーが先発。相手にボールを持たれる時間帯が多かったが、主力組が出場した横浜FCを相手に0-0で終えた。

 2本目は21分からディーン・デイビッドやユーリ・アラウージョ、ジョルディ・クルークス、角田涼太朗、加藤蓮、ジェイソン・キニョーネス、渡辺皓太ら主力組がピッチに立つと、徐々にマリノスにチャンスが生まれていく。

 一方で、横浜FCはマリノスとは対照的に、2本目以降で実戦経験の少ない若手を起用するなど、メンバーを変更してきた。組み合わせなどシチュエーションが異なったこともチャンスが生まれた要因だろう。

 34分、高い位置で相手からボールを奪い、ショートカウンターを仕掛ける。ディーン・デイビッドのシュートは一度ブロックされるが、こぼれ球にすぐさま反応し、中にクロスを入れた。この折り返しをジョルディ・クルークスが合わせ、先制に成功する。

 その後、38分に相手にゴールを奪われ、2本目も引き分けに終わるが、3本目でもマリノスがチャンスを多く作っていく。

 5分、コーナーキックから角田涼太朗が押し込み、追加点を奪うと、11分には渡辺皓太のスルーパスにユーリ・アラウージョが左足を振り抜き、3点目を挙げた。

 3本合計で3-1と勝利したマリノスだが、その後行われたPK戦では4対5と敗れている。



 試合後、大島秀夫監督はメンバー構成について、「前回(のツエーゲン金沢戦で)PKをした選手と今回していない選手のところと、組み合わせのところも今のうちにできることはやりたい」と、通常であれば2本目以降から出場する選手を1本目に起用し、主力組を2本目以降から起用してPK戦に挑ませたことを明かした。

 意識したのは、守備では相手に寄せに行くところの強度の部分、攻撃では相手陣地にどのようにして前進させていくかの部分を挙げ、この日の練習試合ではチームが狙いとする場面も多く出てくるようになったという。

 新体制発表会見で「目指すべきは速く、スピーディーに前でプレーしてゴールを目指す」と発言していた大島監督。できる限り相手にボールを渡さずに、縦に速く攻撃を仕掛けることをポイントに挙げていたが、それを遂行するのは容易なことではない。

「縦に速くは毎回できることではないけど、速くプレーできるなら速くゴールに向かうことをまずはやらなきゃいけないところだと思います。

 だけど、それ一辺倒とか、ロングボールで縦に入るだけだと戦っていけないというところで、プラス、もう少しバリエーションを増やすところの取り組みをやっているところ。全体的にテンポを上げたサッカーをしないといけないなとは思っています」

 意識の部分で手応えを得ている一方で、目指すべきサッカーにはまだ近づいていないと課題も口にした。

 キャンプも残すところあと3日。開幕までにそれぞれが調整し、仕上げていかなければいけないが、どこまで精度や質を高めていくことができるだろうか。

(取材・文:竹中愛美)

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