レアル・ソシエダは現地時間11日、コパ・デル・レイ(スペイン国王杯)準決勝第1戦でアスレティック・ビルバオとのアウェイゲームに臨み、1-0で先勝した。この試合では、ゴールには至らなかったものの、チームの進化を強く印象づける、美しい連係からの決定機があった。
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美しい崩し
ペルグリノ・マタラッツォ監督就任を機に、見違えるようなチームに生まれ変わったソシエダ。『サン・マメス』での“バスク・ダービー”でも、チームは躍動した。
0-0で迎えた45分、美しい連係からアウェイチームが決定機を作り出す。
マタラッツォ監督が就任してから輝きを増すベニャト・トゥリエンテスが中盤で剥がして、左サイドに展開。これをゴンサロ・ゲデスがスルーして、駆け上がってきたセルヒオ・ゴメスに渡る。
得意の左足でグラウンダーの鋭いボールを供給すると、またしてもゴール前でゲデスがスルー。そして、後ろから走り込んだミケル・オヤルサバルがダイレクトで左足フィニッシュ。
GKアレックス・パディージャに阻まれたが、こぼれ球に反応したパブロ・マリンが押し込む。しかし、これは右ポストに弾かれ、惜しくも得点とはならなかった。
複数の選手が迷いなく動き、互いの意図を共有しながら連動する。その完成度の高い崩しは、マタラッツォ就任以前には見られないものだった。
その後62分に、自らのボール奪取を起点にトゥリエンテスが決勝ゴール。
敵地でソシエダが1-0で勝利を収めた。ソシエダのホームで行われる2ndレグは、3月4日に行われる。
一時はリーグ戦で降格圏にまで低迷していたソシエダだが、公式戦9試合で6勝3分と無敗を継続中。組織力を高めた攻守がこのまま機能し続ければ、タイトル獲得も決して夢ではない。
