横浜F・マリノスの井上太聖【写真:編集部】
横浜F・マリノスはきょう2月21日、明治安田J1百年構想リーグ地域リーグラウンド第3節で浦和レッズと対戦する。前日20日に行われたトレーニングでは、前節の鹿島アントラーズ戦を怪我で欠場となっていた井上太聖が元気な姿を見せ、実戦復帰へ意欲を示した。
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横浜F・マリノスデビューを果たした井上太聖に届いた反響
「自分自身、開幕戦はすごく自信にもなっていて、1週空いちゃいましたけど、良いイメージは持てている。本当にいつも言っていることは変わらないですけど、自分のできることを精一杯表現できたらなと思っています」
開幕戦のFC町田ゼルビア戦で右サイドバックとしてスタメン起用された井上太聖は、正確なビルドアップ、前への推進力、高い対人能力を横浜F・マリノスデビュー戦で示してみせた。
攻守で躍動した井上のもとには大きな反響があったようだ。
「いろんな人にメッセージをもらいましたし、このクラブの人気度というか、そういうのも感じて、やっとマリノスでプレーできているんだなと実感しました。あとは、こっからだなという気持ちになったので、それはすごく自分のモチベーションにもなっています。
ああいうプレーをできた分、情けないプレーはできないので、こっからもっともっと良くしていくために、自分にもプレッシャーをかけながらやっていきたいなと思っています」
新加入ながらただ一人、スタメン出場を果たし、鮮烈なインパクトを残した井上だったが、この試合で肩を痛めてしまっていた。
「あのときはもうアドレナリンがたぶん出ていたのか、全然痛みは出なかったですけど、その日の夜からもう肩が動かないぐらいになっていた。ちょっと悔しい思いもあったんですけど、病院とかも行って、すぐ復帰できるということだったので、ずっとこの1週、2週、コンディションを落とさないように心掛けてやってきました」
当初は前節の鹿島アントラーズ戦に向けてリハビリをし、復帰を目指したが、痛みはおさまらず、19日に全体練習に完全合流したという。
現在のコンディションについて、「徐々に良くなっている。できない痛みじゃない。方向によって、力の入れる角度によっては(痛みは)なくはないんですけど、試合では問題ないかなという感じです」と語った。
対戦相手は浦和レッズ。井上が右サイドバックで出場するとなると、抜群のテクニックを誇るJ1屈指のアタッカー、マテウス・サヴィオと対峙することになる。
「毎試合毎試合そういう相手とできますし、それを求めて(J1に)来たので本当に楽しみですし、自分の力がどれだけ通用するか、すごく楽しみです。考えすぎるとあんまり良くないので、不安な気持ちというよりかはワクワクが大きいですね」
復帰したばかりでの無理は禁物だが、井上が再びJ1の舞台で自身の価値を高める日はそう遠くないだろう。
(取材・文:竹中愛美)
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