スタジアムの熱狂を支えるのは、スタンドに詰めかける観客だ。中でも、ピッチと観客席が近い「サッカー専用スタジアム」は、選手と観客が一体となる独特の雰囲気を生み出す。今回は、そんな臨場感あふれる“専スタ”をピックアップ。伝統ある日本屈指の巨大スタジアムから最新鋭のスタジアムまで、収容人数順にランキング形式で紹介する。[1/5ページ]
5位:NACK5スタジアム大宮
収容人数:15,491人
使用するクラブ:RB大宮アルディージャ
日本のサッカー専用スタジアムランキングで5番目に収容人数が多いのは、RB大宮アルディージャの本拠地「NACK5スタジアム大宮」だ。
収容人数は15,491人と上位に比べればコンパクトだが、その存在感は唯一無二といえる。
特筆すべきは、1960年に日本初のサッカー専用球技場として誕生したという圧倒的な歴史の重みだ。
1964年東京五輪の会場としても使用され、Jリーグが産声をあげる以前から半世紀以上にわたって日本サッカーの歩みを見守ってきた。
この日本最古の舞台が今、大きな転換期を迎えている。
2024年、世界的なエナジードリンクメーカーであるレッドブル・グループがクラブを買収。
2025年からは「RB大宮アルディージャ」として新たなスタートを切り、世界基準のフットボール戦略が導入された。
現在、スタジアムが位置する大宮公園では大規模な再整備計画が進行中であり、老朽化した施設の改修も検討されている。
古き良き専用スタジアムの風情を残しつつ、最新の設備を備えた「世界仕様」のスタジアムへと生まれ変わることが期待されている。
歴史の重厚感と、RBグループがもたらす最先端のビジョン。
伝統を背負いながらも、世界を見据えた革新的なエネルギーが注入されるこの場所は、日本サッカーの新時代を切り拓く象徴的な拠点として、これからも異彩を放ち続けるだろう。

