国王杯を制したレアル・ソシエダ
国王杯を制したレアル・ソシエダ【写真:Getty Images】
コパ・デル・レイ(スペイン国王杯)の決勝戦、アトレティコ・マドリード対レアル・ソシエダの試合が現地時間18日に行われ、PK戦の末にソシエダが勝利した。ソシエダに所属するサッカー日本代表MF久保建英は89分に途中出場すると、攻守に奮闘しチームのタイトル獲得に大きく貢献している。
レアル・ソシエダMF久保建英、プロキャリア初のタイトル獲得
準決勝では、アスレティック・ビルバオを2戦合計スコア2-0で撃破し、国王杯決勝進出を決めたソシエダ。対するアトレティコは、バルセロナとの激戦を制してファイナルの舞台に辿り着いた。
6季ぶりの国王杯制覇を目指すソシエダのペルグリノ・マタラッツォ監督は、DFヨン・マルティン、MFアンデル・バレネチェア、FWミケル・オヤルサバルらを先発に起用した。なお、久保はベンチスタートとなっている。
試合開始直後、ソシエダがスコアを動かした。
左サイドを突破したMFゴンサロ・ゲデスがゴール前にクロスを送ると、ファーサイドから飛び込んだバレネチェアが相手DFと競り合いながらも頭で合わせてゴール左下へと突き刺した。
先制されてしまったアトレティコだったが、18分に試合を振り出しに戻す。
ボックス手前左の位置でボールを持ったFWアントワーヌ・グリーズマンが、中央にいたFWアデモラ・ルックマンへとパスを送った。ボールを受けたルックマンは素早く左足を振り抜き、ゴール右下隅の絶妙なコースへと流し込んだ。
すると前半アディショナルタイム、ゴンサロ・ゲデスがPKを獲得。これをオヤルサバルが冷静に沈めて、ソシエダが勝ち越しに成功した。
なんとか追いつきたいアトレティコは、62分にFWニコ・ゴンサレス、FWアレクサンデル・セルロートを投入。さらに71分には、MFティアゴ・アルマダ、MFアレックス・バエナをピッチに送り、試合の流れを変えようと試みた。
迎えた82分、ソシエダを押し込んだアトレティコは、FWフリアン・アルバレスがエリア外から強烈なミドルシュートを叩き込んで試合を振り出しに戻す。
延長戦を見据えたマタラッツォ監督は、89分に久保を投入した。結局、90分間で決着はつかず、試合は延長戦に突入する。延長戦でも両チームともに一歩も譲らず、決着はPK戦に委ねられた。
PK戦ではアトレティコの1人目のキッカーであるセルロートと2人目のアルバレスが失敗。一方のソシエダは、2人目のFWオーリ・オスカールソンが失敗したものの、他の4人が成功した。
この結果、4-3でPK戦を制したソシエダが、6季ぶりとなる国王杯制覇を成し遂げている。なお、久保にとってはプロキャリア初となるタイトル獲得となった。