
アイスランド代表【写真:Getty Images】
サッカー日本代表は5月31日にアイスランド代表と対戦する。FIFAワールドカップ(W杯)北中米大会に向けた壮行試合となり、同国はスウェーデン代表と似た体格を持つ選手が多いことからサムライブルーにとっては貴重なテストになるだろう。今回は、アイスランド代表の注目選手を紹介する。[1/5ページ]
GK:ハウコン・バルディマルソン

アイスランド代表GKハウコン・バルディマルソン【写真:Getty Images】
生年月日:2001年10月13日
所属:ブレントフォード(イングランド)
代表通算成績:21試合37失点
【異例のキャリア】
今回の日本代表戦には正GKのエリアス・オラフソンが招集外となっている。その代役としてゴールマウスを守ることが期待されるのが、前守護神のハウコン・バルディマルソンだ。
そのキャリアはあまりに異色である。その詳細を現所属のブレントフォードのインタビューで明かしている。
バルディマルソンは13歳で、同国で人気を誇るハンドボールに専念した過去を持つ。
一度はサッカーを辞めたが、15歳で当時2部に所属していた地元クラブのグロッタから声がかかり競技復帰を果たした。
【「どういうわけか上手く行った」】
当時はMFでのプレー経験しかなかったが、何度かGKでプレーすると、トップチームからセカンドGKとして契約するオファーを受けて正式にサッカーへと専念することを決断した。
本人も「どういうわけか上手く行った」と明かしたように、GKに転向した数ヶ月後に15歳でトップチームデビューを果たす。そこからの躍進は凄まじい。
GKに転向した4年後の2021年にスウェーデンのエルフスボリと契約すると、同クラブでの活躍が評価されてアイスランド代表に初招集を受けた。
2023年のユーロ(欧州選手権)予選のポルトガル代表戦で9つのセーブを記録。クリスティアーノ・ロナウドの3つの枠内シュートを止めたことで正GKに定着すると、翌年のイングランド戦では完封勝利に貢献してさらに評価を高めた。
2024年1月に移籍したブレントフォードの出場機会の少なさもあり、直近の代表戦ではオラフソンにポジションを譲っているが実力は間違いない。
195cmの長身を活かしたダイナミックなセーブはプレミアリーグ基準であり、日本代表の前に立ちはだかるかもしれない。