
サッカー日本代表、吉田麻也【写真:田中伸弥】
サッカー日本代表対アイスランド代表が31日に行われた。この試合では、所属クラブの事情により不参加となった鎌田大地の代わりに招集された吉田麻也が、キャプテンとしてスタメン出場。約3年半ぶりに代表復帰した同選手は、37歳とは思えないパフォーマンスを披露していた。
約3年半ぶりに日本代表復帰した吉田麻也がすごすぎる
「このチームがFIFAワールドカップ(W杯)で勝つ可能性が1ミリでも1%でも上がるように、自分の持っているものを1つでも多くチームに伝えていきたいなと思います」
約3年半ぶりにサッカー日本代表へ復帰した吉田麻也が、国内合宿1日目にこのようにコメントしていた。
アイスランド代表戦の前日会見で森保一監督は、同選手を先発起用し、10分程度の出場を予定していると明かしていた。しかし、実際には14分までプレーしている。
わずか14分間のみの出場かつFIFAランキング75位のアイスランドが相手ということもあるが、吉田は衰えを感じさせないプレーを見せていた。
3分、相手DFの縦パスに対し、インターセプトで奪取。こぼれ球に連続でプレスをかけ、日本代表ボールにした。
7分には、高い位置で失った局面でアイスランド陣地まで飛び出し、ノーファールでボールをカット。相手選手に前を向かせない守備対応で奪い切っている。
他にも、ヘディングで競り勝つ場面や1対1の部分で、W杯メンバーの冨安健洋や板倉滉に引けを取らない活躍ぶりを見せた。
データサイト『SofaScore』によると、デュエルと空中戦においてどちらも成功率100%(デュエル:1回、空中戦:2回)を記録している。
森保監督から直接電話で招集の要請を受けていた吉田は、「W杯の準備の邪魔になるんじゃないか」と思っていたことを明かしていた。
しかし、試合が始まってみると“邪魔”どころかスタメン級のパフォーマンスを見せた。
今年の8月で38歳になる吉田だが、過去を遡れば、2010年の南アフリカW杯から2018年のロシアW杯の3大会連続で“日本の壁”として戦っている。
また、現在アメリカのロサンゼルス・ギャラクシーでキャプテンとしてプレーしており、急成長中のメジャーリーグサッカー(MLS)でレギュラーを勝ち取るほどの実力はある。
今回の北中米W杯に臨むメンバーに入ることはできなかったが、今回の招集は同大会に向かう26人の選手たちにとっていい刺激になったのではないだろうか。
(文:前島大晟)
【著者プロフィール:前島大晟】
2002年生まれ、茨城県出身。2025年3月に大学を卒業後、フットボールチャンネル編集部に入社。水戸ホーリーホックのイベントをきっかけに小学2年生からサッカーを始める。小学3年生から地元のドリブル専門スクールに入り、ネイマールに憧れながらサイドハーフとして高校3年生までプレー。現役引退後からJリーグや海外サッカーを見るようになり、主に鹿島アントラーズとプレミアリーグを追っている。かつての夢は教師で、教員免許も取得したが、現在はFチャンにすべてを捧げる。
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