FIFAワールドカップ2026(北中米W杯)のグループステージ第1節で、アメリカ代表はパラグアイ代表を4-1で下した。アメリカ『ESPN』は13日、大会2日目の「Moment of the Day(今日の瞬間)」として、MFジョバンニ・レイナ(ボルシアMG)が決めた鮮烈なゴールを選出し、その復活劇に注目している。
アメリカ代表MFジョバンニ・レイナがスーパーゴール
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試合はアメリカが前半から主導権を握り、FWクリスティアン・プリシッチやFWフォラリン・バログンを中心に攻撃を展開し、得点を重ねる。そして3-1で迎えた後半アディショナルタイム、最後の締めくくりとなったのがレイナの一撃だった。
後半アディショナルタイム8分、アメリカは24本ものパスをつないでパラグアイ守備陣を揺さぶると、ペナルティーエリア手前でボールを受けたレイナがドリブルで侵入。右足アウトサイドで強烈なシュートを放つと、ボールは相手GKの意表を突いてゴールネットへ吸い込まれた。美しい一撃だった。
『ESPN』は、このゴールが単なるダメ押し弾ではなく、レイナ自身のキャリアを象徴する一撃だったと伝えている。
現在23歳のレイナは、かつてボルシア・ドルトムントで将来を嘱望された神童だった。10代でトップチームに定着し、ドイツ・カップ史上最年少得点記録を樹立するなど大きな期待を集めた。
2021年のゴールデンボーイ賞でも上位に名を連ね、当時のチームメートだったアーリング・ハーランドからは「アメリカンドリーム」と呼ばれていたという。
しかし、その後は負傷に苦しみ、FIFAワールドカップカタール2022では当時のアメリカ代表監督グレッグ・バーホルターとの対立が大きな騒動へ発展。クラブレベルでも出場機会を減らし、輝きを失ったかに見えていた。
それでも、現アメリカ代表監督のマウリシオ・ポチェッティーノはレイナへの信頼を失わなかった。『ESPN』は、幼少期に兄を亡くすなど数々の困難を経験しながらも戦い続けてきた精神力を高く評価していると伝えている。
そして迎えた母国開催のW杯初戦。レイナは鮮やかな得点でその期待に応えた。
『ESPN』は記事の最後を「『アメリカンドリーム』が帰ってきた。そして再びアメリカに夢を見させている」と締めくくり、かつての神童の復活を称賛した。
