イングランド代表のトーマス・トゥヘル監督【写真:Getty Images】
アメリカ、カナダ、メキシコの共催で行われているFIFAワールドカップ2026(北中米W杯)。イングランド代表は日本時間6月18日、クロアチア代表との初戦に臨む。8大会連続17回目の出場となるイングランド代表の指揮官を紹介する。
W杯欧州予選を8戦全勝無失点に導いた名将
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イングランド代表を率いるのは、ドイツ出身のトーマス・トゥヘル監督だ。
1973年生まれの52歳。現役時代はディフェンダーとしてプレーし、引退後は指導者へ転身。独自の戦術眼を武器に、世界屈指の名将へと上り詰めた。
マインツやドルトムントで頭角を現し、パリ・サンジェルマンではリーグ優勝とUEFAチャンピオンズリーグ準優勝を経験。そして2021年1月にチェルシーの監督へ就任すると、シーズン途中からチームを立て直し、わずか数か月後にUEFAチャンピオンズリーグ制覇へ導いた。
その功績が評価され、2021年にはFIFA最優秀男子監督賞とUEFA年間最優秀監督賞を受賞。その後はバイエルン・ミュンヘンでも指揮を執るなど、欧州屈指の名将として実績を積み重ねてきた。
2025年1月からはイングランド代表監督に就任。EURO2024準優勝後に退任したガレス・サウスゲート前監督の後任として、“サッカーの母国”では史上3人目となる外国人監督に就いた。
トゥヘル監督の特徴は、高い戦術眼と柔軟性にある。決まったシステムを押し付けるのではなく、選手の特長に合わせて配置や役割を変えながら最適解を導き出すことを得意とする。守備組織の構築にも定評があり、短期間でチームを整備できる指導者として知られている。
就任後のイングランドは順調な歩みを見せ、W杯欧州予選を8戦全勝、22得点0失点という圧倒的な成績で突破。豊富なタレントを擁するチームに規律と組織力をもたらし、優勝候補の一角として北中米W杯へ乗り込む。
欧州屈指の戦術家として数々の成功を収めてきたトゥヘル監督。その手腕は代表の舞台でも発揮されるのか、その采配に注目が集まる。
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