イングランド代表を率いるトーマス・トゥヘル監督が、FIFAワールドカップ2026(北中米W杯)グループL第1節のクロアチア代表戦前に行われた国歌斉唱の演出について不満を示した。英紙『ザ・サン』が、現地時間18日に伝えている。
トーマス・トゥヘル監督が不満を露わ
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イングランドは17日、クロアチアと対戦。ハリー・ケインの2得点に加え、ジュード・ベリンガム、マーカス・ラッシュフォードもゴールを決め、4-2で白星発進を飾った。
しかし、試合後のトゥヘル監督が話題にしたのはピッチ上での出来事ではなかった。
今大会では、国歌斉唱の際に両チームの選手たちがセンターサークル付近に集まる新たな演出が採用されている。ところが、ダラス・スタジアムではテクニカルエリア前に大勢のカメラマンが集まり、ベンチから選手たちの姿がほとんど見えなかったという。
トゥヘル監督は「FIFAに伝えたいことがある。国歌斉唱時のフォトグラファーの位置を変えてほしい」と要望。「私はこの瞬間を楽しみに待っていた。今日は本当に、本当に特別な瞬間だったが、目の前には50人のフォトグラファーの壁があった。選手を一人も見ることができず、特別な体験が台無しになってしまった」と不満を口にした。
ドイツ出身の指揮官は以前から「国歌を歌う権利は結果で勝ち取るもの」との考えを示しており、今大会開幕前にも『God Save The King』を歌わない理由について問われると、「まだその段階ではない。決勝に進んだ時かもしれない。今は少し恥ずかしいし、そこに注目を集めたくない」と説明していた。
一方でチームは最高のスタートを切った。試合後、主将のケインは「前半は拮抗していたが、後半は本来の強度を出せた。これが我々の目指すレベルだ」とコメント。「素晴らしいチームを相手に上回ることができた」と勝利を振り返っている。
快勝発進となったイングランドだが、トゥヘル監督にとっては、試合前の“特別な瞬間”にわずかな心残りが残る一戦となったようだ。
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