
ロシアW杯の韓国代表対メキシコ代表の模様【写真:Getty Images】
2026 FIFAワールドカップ(W杯)北中米大会が目下開催中だ。各所で繰り広げられる数々の熱戦のなか、グループステージの一戦が、決勝戦を押しのけた。FIFAが公式発表したチケット申込データで、メキシコ代表対韓国代表への需要は全104試合中2位を記録。累計5億件超という史上空前の申込数の中で、この対決がなぜ注目を集めたのか。
「28年分の雪辱」
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北中米W杯2026が開幕するはるか前から、ある一戦だけが別格の熱を帯びていた。グループAに組み込まれた開催国メキシコ対韓国の第2節だ。
FIFAは2026年1月14日、大会チケットに関する公式発表を行った。2025年12月11日から33日間にわたるチケット申込ウィンドウの期間中、申込件数は1日平均1,500万件に達し、累計は5億件を突破。FIFAは「スポーツ史上の需要における新たな基準」と声明で位置づけた。
最も申込が集中した試合のトップ5を公式に発表したところ、1位はマイアミで開催されるコロンビア代表対ポルトガル代表(現地時間6月27日)、そして2位がグアダラハラのメキシコ対韓国戦(6月18日)だった。決勝戦(7月19日)でさえ3位に甘んじた。
4位が開幕戦のメキシコ対南アフリカだったことから、メキシコ市民からの需要の高さが顕著に表れた結果だろう。
加えて、この試合には歴史的な文脈がある。韓国はW杯の対メキシコ戦でこれまで2戦全敗。1998年フランス大会と2018年ロシア大会での屈辱が記憶として残る。
韓国メディア『ファイナンシャルニュース』も6月18日に「28年分の雪辱」という切り口で報じており、今回の再戦に対して「スカッドだけを見れば私たちの方がより良い」と見解を示している。
なお、アメリカのナッシュビルで行われた直近の国際親善試合(2025年9月9日)にて、両国は2-2のドローを演じている。3度目の正直となるか、はたまた2度あることは3度あるとなるか。
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