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W杯新ルールで試合展開が大きく変化? 給水タイム後にシュート急増、ゴールも増加のデータ 勝敗左右の可能性も

text by 編集部 photo by Getty Images
日本代表

【写真:Getty Images】



 FIFAワールドカップ2026(北中米W杯)はグループリーグ第1節の全24試合が終了した。今大会から導入された新ルールが試合展開に大きな影響を与えているようだ。データサイト『Opta』は現地時間18日、大会序盤の傾向について伝えている。

給水タイム後にシュート急増、ゴールも増加のデータ


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 今大会では、新ルールのハイドレーションブレイク(HB、給水タイム)を導入。前後半のそれぞれ開始から約22分後、つまり試合時間では22分前後と67分前後にプレーを中断し、3分間の水分補給タイムが設けられる。単純に選手たちが水分を取るだけではなく、監督やコーチから戦術的な指示を受ける時間にも活用されている。

 同サイトでは、この給水タイムについて、優勢に試合を進めていたチームの勢いが3分間の中断によって失われる可能性がある一方で、試合の流れを数字だけで測ることは難しいと指摘。特に後半は、スコア状況、交代、負傷、時間稼ぎなどの要素が増えることから、前半のデータに注目していた。

 『Opta』によると、今大会第1節の前半に生まれたゴールは計33点。そのうち給水タイム前が14点、給水後からハーフタイムまでが19点だった。



 ゴール数だけではなくシュート数でも変化がよりはっきりしている。前半の給水タイム前に記録されたシュートは115本だったのに対し、給水後から前半終了までには170本に増加した。また、ゴール期待値(xG)、ペナルティエリア内への侵入回数とタッチ数、クロスの数も給水タイム後の方が多い。

 さらに、出場48チームのうち、給水タイム前の方がシュート数が多かったのは11チームのみ。一方で、26チームは給水タイム後から前半終了までの方がシュート数が多く、残る11チームは同数だった。同サイトは、単純に給水タイムが攻撃を活性化させていると断定はしていないが、少なくとも前半終盤に脅威が増している傾向は数字に表れている。

 選手の安全を守るための制度である一方、3分間の中断は試合のリズムや監督の修正機会にも影響を与えている。大会が進むにつれ、水分補給タイムをどう活用するかも、各チームの戦い方を左右する要素になっていくかもしれない。

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