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“歩いて”試合を支配するメッシ…走行距離の6割超が“歩き”も2戦連続MOMに

text by 編集部 photo by Getty Images

アルゼンチン代表FWリオネル・メッシ
アルゼンチン代表FWリオネル・メッシ【写真:Getty Images】



 アルゼンチン代表FWリオネル・メッシが、FIFAワールドカップ2026(北中米W杯)で圧倒的な存在感を示している。スペインメディア『ABC』が23日、その驚異的なパフォーマンスを特集した。

アルゼンチン代表FWリオネル・メッシは質で試合を試合


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 24日で39歳となったメッシは、グループリーグ2試合を終えて5ゴールを記録。2試合連続でマン・オブ・ザ・マッチに選出され、アルゼンチン代表の決勝トーナメント進出に大きく貢献している。

 一方で、同紙が注目したのは走行データだ。ハットトリックした初戦のアルジェリア代表戦ではフィールドプレーヤーの中で最も走行距離が少なく、総走行距離6.83キロのうち約4.2キロ(61%)を歩いていたという。平均速度も時速5キロに届かなかった。

 第2戦のオーストリア代表戦では、プレー時間が延びたことで走行距離は約8キロに達した。そのうち約4.9キロ(63%)は“歩いている状態”だった。それでもメッシは2ゴールを記録し、再びマン・オブ・ザ・マッチに選出されている。

 リオネル・スカローニ監督は、オーストリア戦後にメッシの守備面での貢献を高く評価した。


「チームがボールを持っていない時の彼の助けが気に入った。1点目のボール奪取も彼だった。どれだけ献身的かを示すサインだし、それがチームメートにも大きな影響を与える」

 また、MFアレクシス・マック・アリスターも、チーム全体でメッシを支える戦術を明かしている。

「戦術面でも守備面でも、レオが快適にプレーできるように助ける必要がある。彼が使うべきではない部分でエネルギーを消耗しないようにしたい」

 アルゼンチン代表は近年、メッシを中心としたチーム作りを続けてきた。中盤のエンソ・フェルナンデスやロドリゴ・デ・パウルらが豊富な運動量でカバーし、その分メッシが決定的な場面で力を発揮する。2022年カタールW杯優勝時にも見られたスタイルと同様だ。

 39歳になった今も、メッシは走る量ではなく質で試合を支配している。歩きながら相手の隙を探し、決定的な瞬間だけ勝負を決める。アルゼンチン代表は今大会も、その“メッシ中心”の戦いで連覇を目指す。

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