サッカー日本代表は26日、FIFAワールドカップ2026のグループリーグ第3節でスウェーデン代表と1-1で引き分け、グループ2位で決勝トーナメント進出を決めた。ラウンド32で対戦するのは、サッカー王国・ブラジル代表である。
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ブラジル戦で鍵を握る2人を温存
そのブラジルで、とりわけ警戒すべき存在がヴィニシウス・ジュニオールだ。
チームのエースは今大会ここまで4ゴールと絶好調。左サイドを主戦場に圧倒的な存在感を放つ彼に自由を与えてしまえば、日本代表の勝機は大きくしぼむことになる。
ブラジルの左サイド、つまり日本から見れば右サイドの守備対応が最大の焦点となる。
ヴィニシウス封じの最先鋒となるのが、右センターバックとしての起用が予想される冨安健洋だ。
その冨安は、スウェーデン戦で出場せず休養に成功した。
また、ダブルボランチの一角として守備面で大きな役割を担う佐野海舟も、この試合では1分もプレーしていない。
他グループの結果との兼ね合いから、試合前の段階で日本代表はグループFを2位で通過する可能性が高かった。
そうした状況を踏まえれば、森保一監督のスウェーデン戦におけるゲームプランは、すでにブラジル戦を見据えたものだったのかもしれない。
さらに、右ウイングバック、あるいは右シャドーでの先発が予想される堂安律も66分にピッチを退いた。
試合展開を見ながらではあるが、森保監督は事前に想定していた交代プランを、ある程度実行できたようにも見える。
前半途中に退いた板倉滉のコンディションは気がかりだが、この場面でも森保監督の判断は早かった。無理をさせず、決勝トーナメントを見据えたリスク管理を優先したとも考えられる。
前回のカタール大会で、森保監督はドイツ、スペインを撃破し、海外からも“大物食い”の指揮官として知られるようになった。
サッカー王国ブラジルとの大一番へ。その布石は、すでにスウェーデン戦の選手起用から始まっていたのかもしれない。
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